ブログBLOG
リフォームのこと
2015.11.09
バリアフリーリフォームで気をつけること
こんにちは!
おかげさまで創業66年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 三代目 田中 慎也です。
今の日本は超高齢化社会と言われています。
少子高齢化が問題になっていることは
皆さんご存知だと思います。
それに伴ってお家をバリアフリーに
リフォームされる方も多くなっています。
そこで今回はバリアフリーリフォームを行う際に
気を付けることについてご紹介いたします。
①手すりの高さ
バリアフリーリフォームをする時、
まず手すりを付けると思います。
その時に、現時点で掴みやすいと思った高さ、
または少し低めにつけるようにしましょう。
高さを決める時点では
普段より姿勢をよくしている場合多く
高めになってしまいます。
また、高齢になると、
腰が曲がったりすることで
背が低くなりますし、
車いすを利用することも
考えなければなりません。
②玄関の段差
家の中の段差については
スロープにする方が多いのですが、
スロープにすることで
体のバランスを崩しやすい方がいらっしゃいますので、
スロープにした方がよいか、
低い階段のようにした方がよいか、
その方の動作の容易性を考えて選びましょう。
また、門から玄関までのアプローチに
スロープをつけれるよう
配慮しておくことを忘れがちですが、
玄関は雨の日は濡れて
滑りやすくなっている場合もありますし、
転倒しやすい場所でもあります。
忘れることなくスロープがつくれるよう
計画しておきましょう。
③キッチンと洗面台
高齢になった時に、
キッチンや洗面台の高さを
低めに設置しなおすことがあります。
しかしそこで忘れがちなのが、
車いすで利用する時のことです。
車いすで利用する場合、
机のように下部に車いすが入れる
スペースを作る必要があります。
また椅子に座って作業できるようにしておくとよいでしょう。
高齢者は年齢による体力の低下や、
病気による機能低下が予測できます。
今の改善点と同時に
今後、低下していく機能を考慮し、
事前に工事しておく。
または、今後のリフォームのための
下準備の工事を
今回の工事の時にしておくことをお奨めします。
今回ご紹介したポイントをしっかり押さえて
リフォームするようにしましょう
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