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代表取締役 田中 慎也
2021.06.29
家のデザインはまず屋根から考えるのが正しい??
こんにちは。
おかげさまで創業72年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。
最近、ウッドショックの問題が深刻です。
大変心苦しいのですが、価格の見直しが必要です。
弊社では長野県産材を主に使用していますが、価格高騰は避けられない状況です。
引き続き、なるべく価格を上げないように努力していきます。
さて、今回は家のデザインについてのお話です。
弊社で、家を設計するときにまず行うのが、実際に現地に行き周りの状況を確認することです。隣にどんな家が建っていて、道路の状況がどうか、景色はどうなのか。
間違っても、土地が決まってもいないのにプランを書くようなことはしないようにしています。せっかくの自由設計の意味がなくなってしますからです。
設計するときには、先ず家の正面となる部分(ファサード)を考えていきます。
ファサードを決定するのは、屋根のかたちと窓の位置、大きさです。これによって家のデザインは全く変わってきてしまいます。ですから、まず考えるのは、「間取り」ではなく、屋根のかたちと窓なのです。
例えば、間取りから建物を考えていったとします。
家事動線がいい間取りはどんな配置か、この部屋は〇〇帖ほしいからなど間取りから先に考えて、窓の位置や屋根のかたちを後回しにすると、窓の位置がバラバラになってしまったり、屋根のかたちのバランスが崩れてしまったりと格好の悪い家になってしまいます。
やはり、その土地の利点を活かした、デザインのいい家にするためには間取りから考えるのではなく、ファサードから考えることが大切だと私は思います。
この部分の景色がきれいだから、ここに窓を付けてそれがデザインの基準になるようにしようなど・・・。
皆さんはどんな家に住みたいですか?
よくある似たようなデザインの家ですか?
それとも、その土地の利点を活かした、理由のあるデザインの家ですか?
これから家を建てたいと考えている皆さんは、ぜひ家を見る際に、屋根のかたちと窓の位置や形に気を付けて見てみてください。家づくりが「ぐーんと」楽しくなると思いますよ。
私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。
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