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家づくりのこと

2015.06.22

家相をお考えの方必見!家相における理想の間取りを紹介します!

注文住宅を検討される際に、家相について考えたことはありますか。
家相は馴染みのない言葉なので、よくわからない方も多いですよね。
運気は方角と間取りによって変わります。
ぜひ、この記事を参考に、理想的な方角と間取りの関係を見つけてみてください。

□間取りで家相を意識する理由

家相について詳しく知らない方は、なぜ家相を気にする必要があるのかわからないですよね。
家相は、中国の風水をもとに作られています。

風水と聞くと、皆さんの中には、単なる占いのように捉えられる方もいらっしゃいますよね。
しかし、実際には、気候風土や日常生活を考慮した考え方で、実生活に非常に強い結びつきを持っています。

例えば、北の方角は、水場や居間には適さないといわれています。
それは、北の方角は太陽の光が差しにくいためです。
居間が暗い雰囲気で包まれるのは避けたいですよね。

この例から、家相が吉凶だけでなく、自然科学に基づいた考え方であることをご理解いただけましたか。
実際に、間取りを決める際には全て家相に従うことは難しいですが、快適に生活できるように考えられています。
そのため、できる範囲で参考にしましょう。

□各部屋の理想の家相をご紹介

それでは、具体的な間取りついてみていきましょう。
全ての家相を意識すると非常に複雑になるので、今回は特に注意すべき6つのポイントについてご紹介します。

1つ目は、玄関の間取りです。
玄関は人や物が出入りする場所ですよね。
そのため、吉相の方角に向けるのが好ましいです。
具体的には、東や南東、南がおすすめです。

逆に、凶相の方角は避ける必要があります。
特に、鬼門といわれる北東は最も避けたい方角です。
玄関は美しく保たなければ、悪い運気が溜まってしまうと考えられるため、こまめな清掃を心がけ清潔に保ちましょう。

2つ目は、キッチンの間取りです。
キッチンは東や東南に設置するのが好ましいです。
西側にキッチンを設置すると西日にさらされることになり、夏には食欲が減退してしまうかもしれません。

また、キッチンでは火と水を使用しますよね。
これは、言い換えれば、陰と陽の両エネルギーが集まる場所といえます。
そのため、空気の流れを良くすることで、効率的に悪い気を外に逃がせます。

キッチンの間取りを考える際には、東、南東に設置し、空気の流れを意識しましょう。

3つ目は、リビングの間取りです。
リビングは家族が集まる場所なので、明るい雰囲気にしたいですよね。
そのため、太陽の光を取り入れやすくして、蛍光灯を減らしましょう。

太陽の光が差し込みやすいのは、南の方角です。
南の方角は、年中通して光が差し込むので、リビングを配置するには最適な場所です。
一方で、光が差し込まない北の方角は避けましょう。

また、リビングは天井を高くし、照明は控えめに、観葉植物などを設置すると良いですね。
家族が集まる場所なので、明るい雰囲気を大切にしつつ、気のバランスが保たれる内装を意識しましょう。

4つ目は、トイレの間取りです。
トイレは、陰の運気が集まる場所といわれています。
なぜなら部屋自体が小さい上に、風通しが悪いためです。

トイレは、あまり方角を意識して設置されることが少ないため、鬼門の方角に設置されることがあるかもしれません。
方角があまり良くないのであれば、こまめなトイレの清掃や換気を行い、悪い運気を外に流しましょう。

5つ目は、お風呂の間取りです。
お風呂は、東や西が最適といわれています。
東は、朝日が昇る場所で、健康運を運ぶ方角です。

一方で、北の方角は避けましょう。
北の方角は、北風が吹くため、冬場には風呂場が冷えるため、避けたほうが良いです。
風呂場には、小窓を取り付け、風通しと日の光を取り入れることを意識すると、より良い空間ができます。

6つ目は、洗面所の間取りです。
基本的に湿気の溜まりやすい場所のため、風通しと日の光を意識してください。
窓が設置できない場合には、換気扇を回しこまめな清掃が必要です。
水回りは、できるだけ清潔感を意識し悪い気を排出しましょう。

□間取りの決め方と注意点

ここからは、実際に家相を考慮して、どのように間取り設計をするかご紹介します。
まず、間取りを決める際には、玄関の位置から考えましょう。
玄関の位置を決めることで、具体的な導線や位置関係を想像できます。

家相から考えれば、東や南東が理想的です。
道路や近隣住宅の関係で難しい場合には、無理に東や南東にする必要はありません。
その他の吉相から最適な場所を選んでください。

玄関が決まれば、動線について考えましょう。
廊下は住宅の動線ですよね。

家相の観点から見ると、廊下は少ない方が良いとされています。
特に、各部屋を縦断したり、横断したりする形で廊下が伸びている場合には、家族仲が分断されるといわれ、好ましくないです。
リビングやダイニングを同じ空間に配置したり、階段を効果的に配置したりすることをおすすめします。

□まとめ

今回は、理想的な方角と間取りの関係を詳しく紹介しました。
家相は、先人たちによって作り出された住宅の英知です。
ぜひ、これを利用して、理想的な間取り設計を行ってください。

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