ブログBLOG
代表取締役 田中 慎也
2016.06.27
窓は何を基準に選べばいいの?
こんにちは!
おかげさまで創業67年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。
窓(サッシ)の役割を考えよう!
窓のことってあまり考えないですよね。
明るくて風通しがいいようにお願いします。
っと任せきりになっていませんか?
でも、実際に暮らしてみると、
失敗したな~と感じ方もいらっしゃると思います。
今はホルムアルデヒド等の対策で24時間換気が義務付けられてたり、
花粉やPM2.5の関係、プライバシーの配慮などで
窓を開けない方も多いかと思います。
しかし、やはり風を通すことは
家にとっても、人にとっても大切なことです。
澱んでいる空気を流したり、湿気を吹き飛ばしたり
風を通すことで、カビやダニの発生を伏せぐこともでき
家も人もここちのいい空間を作ることができます。
では、窓の配置はどうしたらいいの?
窓は採光、通風、眺望の3つの目的を持っています。
目的によって、窓の大きさ、取付位置、取付高さ、開き方の形状が違ってきます。
『窓の形状』としては
一般的な、引き違い窓
断熱サッシで、気密を重視するなら、縦滑り出し窓や横滑り出し窓
オシャレな上げ下げ窓
光りだけを取り入れるFIX窓(開かない窓)
FIXと縦滑りなど組み合わせ窓などが住宅では一般的です。
また硝子も透明なものと半透明なものとがあります。
これらの窓をどう組み合わせるか!?
それぞれの部屋の目的、
その部屋で得たい窓の目的をイメージして決めましょう。
取付位置は「上・下・縦・横」で考えます。
ハイサイドライト:天井近くにつける横長窓
均等な光が部屋の奥まで入り、
外を歩く人の目線より高いのでプライバシーも保てます。
ローサイドライト:床近くにつける横長窓
光りは奥まで入りませんが、風を取り込むのに有効です。
またプライバシーを保ちつつ庭の花々を眺めることができます。
縦長窓:光が奥まで入ります。
また縦滑り出し窓は風をキャッチし取り入れるのに有効です。
巾を狭いものにすれば防犯をしつつ通気ができます。また外観もシャープに装えます。
横長窓:外の景観を広く感じさせます。
風を通すポイントは
1・窓が2つ以上あり対面していること
2・必要な時に開けておけること。
3・風向きを考慮すること。(夏の風向きに合うように考えましょう。)
4・高低差を使う。(風は温度差で起こり、低い窓から高い位置の窓へ流れます。)
以上のことを参考に、採光、通風、またプライバシーも配慮して
窓の大きさや取付位置を決めましょう。
頻繁に開け閉めする場所では使い勝手もよく考えましょう。
デザインだけで決めるのではなく、役割や効果もしっかり考えましょう!
私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共に
お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。
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