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インテリアコーディネーター 中村才子

2021.01.28

長野市の注文住宅 T様邸カーテン決め

こんにちは!

おかげさまで創業71年。

自然素材・木の家専門店

田中建築株式会社

インテリアコーディネーターの中村才子です。

 

 

 

今日は長野市のT様のカーテン決めの様子をお伝えしたいと思います。T様は設計・コーディネーターは岩崎さんが担当してくれたのですが、施主様と岩崎さんのカーテン決めの日程の都合が取れず、私が代理でご相談のアドバイスをしてきました。

T様ご夫婦とは初めてお会いしたのですが、とても気さくで楽しいお二人でした。

カーテン決めのポイントも含め、ご紹介したいと思います。

 

 

 

T様は全部屋オーダーカーテン希望とのことで、全ての窓をどのようなスタイルのカーテンにするか?を話し合いながら、試着することなりました。

まずはリビングの大きな窓から決めることとなりました。

リビングは通常の掃出し窓のサイズより横幅がとても大きく、窓が重くなるため、把手部分には補助把手がついたデザインの窓でした。

この窓を見た状態ですと、カーテンスタイルは、ドレープもしくはバーチカルブラインドとなります。しかし、窓の把手部分が窓枠に対しての納まりが足りず、ドレープカーテンとすることにしました。

 

 

 

T様邸はエッグウォールでも今まで田中建築で採用したことのない一番白の明度が高いものを選ばれています。

この白い壁面に対してきちんと明度を合せる必要があります。

 

 

奥様は「ふんわりした柔らかいコットン製のドレープ」がご希望でした。

コットンはとても肌触りもよく、見た目も良いのですが、洗濯をしたとき、しわになりやすい点と縮む特性があることを説明したところ、コットンに似た機能性の高い生地を選ぶことにしました。

 

 

 

 

T様邸の床は高級床材のナラを採用しています。この床に合うベージュ系のカーテン生地を見比べることになりました。

 

ベージュ系のカーテン生地の種類はたくさんある中で、奥様のイメージにぴったりの物が見つかりました。

 

 

 

次にそのレースカーテンを決めます。レースも少し模様の入ったものや白でも明度の違いによってイメージが変わってきます。

 

 

 

壁面の白と比べてとても馴染みのよいレースを選択し、最後に選んだドレープの生地を合わせてイメージを膨らませます。

 

奥様のイメージぴったりのふんわりカーテンスタイルの完成です。

 

 

 

次にカーテンの長さを決めます。最近のカーテンスタイルの流行は長めスタイルだそうです。カーテン屋の宮下さんが「少し床に折り返すくらいの丈はどうですか?ドラマでやっていた『逃げ恥』のお部屋のカーテンスタイルも長めだったんですよ~!」と話してくれまして(笑)

奥様も長め丈がご希望でしたので、丈のバランスはカーテン屋さんお勧めで決まりました。

 

私はちょうどお正月忙しくて『逃げ恥』を録画していたのでチェックしてみました!

 

 

 

お~!!確かに、丈が長めのカーテンです。これはオーダーでだからこそできるカーテンスタイルです。

 

 

(完成写真)

 

 

こちらの写真の大きな窓のカーテンが決まりましたので、その横の窓を同じ生地のプリーツスクリーンで作ってもらうことにしました。

 

 

(完成写真)

 

 

キッチンからデッキにでるこの窓をどうするか?で話し合いになりました。

この窓の横にはコンロが来るので油汚れが心配です。しかし、外からの目線を考えるとカーテンは欲しい部分です。

 

 

洗えるロールスクリーンがあるとのことでご提案いただきました。

 

 

先ほどのリビングのカーテン生地と色合わせをしました。似た色を選べたのでリビングには一体感が出てとても素敵な空間になると思います。

 

(完成写真)

 

このように、住む方の実用性を考えて最適なカーテン生地とカーテンスタイルをご提案できますので、キッチン横のカーテンを付けたい方は是非ご相談ください。

 

 

次に納戸の入口を隠したいとのことでロールスクリーンの設置をすることにしました。

 

この写真を見ていただくと分かるのですが、最初からロールスクリーンを収納するスペースが天井に設置してあります。天井の凹みの部分にきれいに納まるので、開けた時もきれいです。

この場合は打合せの段階で指示していただく必要があります。天井を加工する必要があるからです。

こちらのロールスクリーンの色は壁面の白に合わせて最も高い明度の白を選択しました。ロールスクリーンを下している時は、壁面との馴染みが良くなりますので、すっきりとした廊下空間となります。

 

 

次に1F主寝室、2F子供部屋を決めました。ブラインドとロールスクリーンにしました。

こちらのお部屋はリビングのカーテンの色と合う色にしたので、家全体がとても統一されました。

 

(完成写真)

(完成写真)

 

 

T様邸はとてもシンプルでおしゃれな家です。選ばれたカーテンもとても素敵でした。

オーダーカーテンはお値段は高いですが、採用された施主様からはとても高級感が出て良い、他には売っていないので買って良かったという声をいただきます。

一番はお部屋の雰囲気に合わせて完璧な色合わせができる点が一番のメリットだと思います。よかったら、検討してみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共に
お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

 

 

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